アダルトチルドレンからもう回復したはず!

アダルトチルドレンと気づいてから、そうだった自分を客観的に見れるようになってきた今、昔との考え方の違いを書いていきます。完全回復までいってないかもしれませんがそんな情報でも少しでも皆様のお役に立てれば!

アダルトチルドレンからどのように回復していったか?

アダルトチルドレンからどのように回復していったか?

 

人によっては、

そんなのまだ回復してる状態でないと言われるかもしれませんし、

しかし、それは回復している状態だと思われる方もいらっしゃると

思います。

 

私自身としては、

『以前とはまったく違う考え方をした自分』

になった気がしています。

 

本当にまるまる180度変わった考えも多いです。

 

どういう順序で考え方が変わっていったか?

 

その辺りを書いていけたらと思います。

 

簡単にまとめますと

  1. 自分がアダルトチルドレンである事を認識
  2. 自分がどのような経緯でそのような考え方を会得したか知る
  3. 自分がどのような事に怒り・悲しみ・喜びを感じるか知る
  4. 自分で自分を喜ばせてみる

になると思います。

自分がアダルトチルドレンであることを認識

いろんなワークにも必ずこういうワークがあったりします。

 

代表的なワークブックはこちらになるでしょうか。

アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法

アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法

 

 

そもそもなぜこれが必要か?

 

自分なりの解釈ですが、

 

今当たり前に思っている考え方がある。

でも『もしかしたら』この考え方は少しおかしいかもしれない。

という認識。

 

この『もしかしたら』を作る為に必要だと思っています。

 

自分の場合はそうでしたが、

『これだけは絶対に正しい!!』

と思っていた事が、

『自分をアダルトチルドレンに縛りつけていたもの』でした。

 

なかなか変われないはずですよね。

 

アダルトチルドレンを克服する

という事は

『自分の絶対的に自信のある信念・常識をぶっこわしてしまうこと』

とも言えると思います。

 

この文章の頭のところにも書きました。

アダルトチルドレンから回復した』

と思った時は、

『自分はアダルトチルドレンだ』

と思っていた時と

考え方が180度変わったかもしれない。

 

仮に180度考え方を変えないと、

回復出来ないとするのであれば、

どれだけ大変な事か?

というのは想像がつくと思います。

 

なのでなかなか回復が難しい。

克服が難しい。

と言われているのだと思います。

 

明日から180度考え方を逆にしましょう!

 

と言われて変えれる人はなかなかいないですよね?

 

でもステップを踏んでいけば、必ず変われます。

あとはちょびっとずつでも前に進む選択をするかどうかだと思います。

後退なんてないですから、少しずつでも進めばいつかはたどりつきます。

それは自分が思っているより、

はやいかもしれないですし、

ゆっくりかもしれません。

でもいつかはたどり着きます。

 

考え方を変えて行く為のステップ。

自分なりの考え方を変えていく為のステップです。

 

  1. ある常識が『もしかしたら』なくても良い世界があるかもしれない。
  2. ある常識が必要な世界はどこか?
  3. ある常識が必要のないと思われる世界はどこか?
  4. ある常識が必要のないと思われる世界で、常識をやぶってみる。
  5. ある常識がない世界がある事を体で理解する。

の様な形になると思います。

 

180度変える為のまず前準備として、

『自分の常識』というのを崩す準備が必要です。

 

その為にまず、

『自分の中での絶対』

『もしかしたら』絶対じゃないかも。

までおろす必要があります。

 

その為に、

まず自分の考え方が特殊かもしれない。

自分はアダルトチルドレンである事を認識する。

必要があると思っています。

 

どのような経緯でアダルトチルドレンの考え方を会得したか?

これは何の為にする必要があるのか?

 

つらいワークになる事もあります。

あんまりその時のことを思い出したくない人は多いですので。

 

これも別に自分を苦しめる為にするわけではありません。

 

最終的な目的は1の項目と全く一緒だと思っています。

 

『自分の常識をぶっ壊す』為です

 

1の認識するだけだと、どうしても力が弱かったりします。

なので別アプローチで、もう少しほぐしていく形になります。

  1. 自分の常識が特殊な環境で生まれた事を知る
  2. 自分の常識が特殊な環境でしか成立しない事を知る
  3. 自分の常識が成立しない環境が他にたくさんある事を知る

基本的に自分を変えていくときのステップと同じです。

 

そこから得られることは、

自分の常識を変えても良い事。

自分は変わっても良い事。

を頭と体で理解していくことになります。

 

そこで人によっては、

『この常識は今の家庭環境など狭い世界でしか成立しない』

事に気づきます。

 

そして、

『もしかしたらこの常識はない世界の方が楽なのではないか?』

という事にも気づきます。

 

しかし、その世界ではその常識をまもる事が最善の道です。

 

なのでその世界にいながら常識を変えるという事は

なかなか難しい事になります。

 

そこで、

その世界から離れる決断をする。

 

家から出てみるようにしたり、

連絡を出来る限りとらないようにしたり。

 

その事に気づいてなくて、

家を離れたりするだけで、

『あの常識はあの家庭環境などの狭い世界でしか成立しない事だったんだ』

という事に気づかれる方もたくさんいらっしゃると思います。

 

なので、

周りの経験のある方ですと、

『まずは離れなさい』

というアドバイスになるのだと思います。

 

『今自分がどこにいるか』は、

今いる場所からは見えません。

でも少し離れてみて、

『どこにいたか』

にすると、すぐにわかります。

 

自分がどのような事に怒り・悲しみ・喜びを感じるか知る

自分の常識を変えても良い。

という準備が出来た。

けど何に変わるか?というのがないといけません。

 

変えたかった常識は

『自分の希望』<『他人の希望』

です。

『自分の希望』<『他人の希望』が絶対!!

から

『自分の希望』<『他人の希望』じゃなくてもいいかも。

 

という、

ところまできたりすると思います。

 

でもなかなか

『自分の希望』>『他人の希望』

 

 には変われませんでした。

 

なぜか?

『自分の希望』

って何かわからなかったんですよね。

 

その意味がわからないって方もいらっしゃると思いますし、

あー本当によくわかる。っていう方もいらっしゃると思います。

 

自分の希望って自分のしたい事そのままに決まってるじゃん。

 

っていう方もいらっしゃると思います。

 

しかし、

本当に小さい頃から

『自分の希望』<『他人の希望』

の生活を続けていると

『自分の希望』が何か?

っていうのが本当にわからなくなります。

自分も実際わからなくなっていました。

 

それがアダルトチルドレンの生きづらさにつながるのだと思います。

自分で自分を喜ばす方法

自分が何をしたら嬉しいか?

自分が何をしたら楽しいか?

それがわからないんです。

 

文章にしてみるとすぐわかります。

そりゃ『生きづらい』わけですよね。

 

また自分に自信がないっていうのも

当たり前のような気がします。

 

自分を出すと、怒られる。

自己重要感なんて高まるわけがありません。

 

なので、

『自分はどういう時にどういう感情が出る人間なのか』

『自分の抑えていた感情を出す練習』

というのを行う必要があります。

 

特に、怒りの感情・悲しみの感情については鈍感になっている事が多いですね。

泣いたり・怒ったりしていると、

怒られたり・ぶたれたりする事が多かったですから。

 

それを

嘆きのワーク

怒りのワーク

だったりで解放していくことになります。

 

感情の解放のワークだったりをすると、

自分てこういう人間だったのか。

とかわかってくる事があると思います。

 

しかし、ここで邪魔な感覚が入ったりします。

 

自分もそうでしたが、

そういう感情を持っている自分というのを否定し続けてきたので、

このワークをするだけで罪悪感にさいなまれたりすることがありました。

 

自分の本当に感じている事を感じるだけで罪悪感にさいなまれる。

 

文章にして客観視してみれば、

その罪悪感というのがいかにおかしいか

というのは理解できると思います。

 

自分もその様に考え乗り越えました。

 

自分で自分を喜ばせてみる

ワークがすすんでいくと、

まったく他の人の状態に関係なく

  • 何かしていると楽しい事
  • 何かしていると嬉しい事

などが見つかってきます。

 

ここでもはじめはトライ&エラーになりました。

 

楽しいと思っていた事をしてみても全然楽しくない。

だったりというのも本当に良くありました。

 

でもその中でも

いくつかはしているだけで

楽しい気分になったり、

嬉しい気分になったり、

そういう事がどんどん見つかっていきました。

 

そうして、

自分で自分を喜ばせる事が出来るようになりました。

 

アダルトチルドレンからの回復

自分で自分を喜ばせる事が出来る。

 

この状態。

私の中では

アダルトチルドレンから回復した状態』

といってよいと考えます。

 

なぜアダルトチルドレンの人がそんなに生きづらいのか?

簡単に言えば、

『自分の幸せコップを自分で満たせない』

からだと思います。

 

自分の幸せコップを自分で満たす事が出来ない。

自分で満たせないので周りの人に入れてもらうしかありません。

周りの人に入れてもらえないとカラカラになっていまいます。

 

その為、周りの人に入れてもらう為に必死になります。

 

周りの人の評価をものすごく気にするのも。

周りの人に執着してしまうのも。

周りの人が少し冷たくなっただけでショックを受けるのも。

 

全て自分を自分で幸せに出来ないからだと思います。

 

自分で自分を幸せに出来ないので、自分の幸せを他人に依存するしかない人。

 

それがアダルトチルドレンかな?

とも思っています。

 

自分はここまでくるのに何年かかったかわかりません。

 

でも今はこの考え方が正しいと信じています。

 

勝手な解釈だと思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、この記事を読んで少しでも今の思考に良い影響があった。

という方がいらっしゃるのであれば、

この記事がある意味もあるのではと考えています。

 

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