アダルトチルドレンからもう回復したはず!

アダルトチルドレンと気づいてから、そうだった自分を客観的に見れるようになってきた今、昔との考え方の違いを書いていきます。完全回復までいってないかもしれませんがそんな情報でも少しでも皆様のお役に立てれば!

アダルトチルドレンと『わかりにくい精神的暴力』

自分がアダルトチルドレンなのかどうか?

を認識したりする時にはじめの障害となるのが、

この『わかりにくい精神的な暴力』になります。

 

例えば、

直接的な暴力などがあり

力で抑え込まれていたのであれば、

わかりやすいです。

 

目に見えます。

 

でもこの精神的暴力というのは

目に見えません。

 

しかも、

かんなり巧妙になっています。

大体アダルトチルドレンになってしまっているくらいなので、

そもそも精神的な暴力が日常的に行われているにも関わらず

当たり前すぎて気づけません。

 

自分の家のケースも非常にわかりにくかったです。

そのケースを公開する事で、そういう事だったんだ。

と気づいてくださる方が1人でもいらっしゃれば嬉しいです。

はじめはまったく気づけず

私の家の場合は、言葉の暴力もほとんどなかったと思います。

お前はクズだ。

生きている価値がない。

など、そういう言葉はかけられた事はないと思います。

 

ではどのような方法で精神的な暴力をくらっていたのか?

 

主に態度や機嫌や行動です。

 

それが本当に最近になるまで気づけなかった理由でもあります。

 

まず有名な毒親の本を読んだりした時にも、

気付けませんでした。

 

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

 

 

 

その時思った事は

祖母は毒親だな。という事でした。

祖母は孫の前では見せませんでしたが、

  • お前はクズだ。
  • 生きている価値がない。

というような

暴言を吐くタイプだったと聞いていました。

そりゃ母親もつらかったんだろうな。

と思っていました。

 

気付いたキッカケ

今までの私の認識。

 

子供の時から何か新しい事をしたりとかする時にすごく心配してくれます。

そして、出来なさそうな事があるとすぐ手伝ってくれました。

なので、自分をすごく気にかけてくれる母親は

すごく自分の事を愛してくれている。

 

気付いたのは父からあるメールがきた時だったと思います。

 

母からのメールを返信が面倒くさいので、

放置していた時にきたメールでした。

 

『母親が返信なくてとてもとても心配しているので返信をしてほしい』

 

このメールを見て自分が何を思ったか。

母親は心配性だとわかっているのに、

メールを無視していたなんてひどい事をしたな。と。

 

この時ハッと思いました。

そういう事かと。

 

この文章を読んでいるだけでわかる人にはすぐわかると思います。

そうなんです。

ここが本当は全然違ったんです。

毒親にもこのケースって書いてあったと思いますが、

当事者になると全く気づけませんでした。 

 

『弱い』という事でコントロール

ここで自分がどのようにコントロールされていたか?

 

子供よりも弱い親となる

 

普通の家庭だと

親が子供の面倒みることになります。

 

子供がある程度わがままな事をして、

親がそれを受け止める。

 

書いてみると本当に当たり前の事なんですが。

 

でも

アダルトチルドレンの家庭は逆になります。

親の方が精神的に弱かったりするので、

子供が親の面倒を見たりします。

 

親がわがままな事をして、

子供がそれを受け止める。

 

1回気づくと、

そういう事ばっかりである事に気づきました。

 

事ある事に母親は自分の事を心配性だと言います。

実際に精神科にかかっていたこともあります。

精神的に非常に弱いです。

 

なにか少し不安な事があると、落ち着かなくなります。

特に子供の事になると。

 

なので、何か失敗しそうになるとすぐ助けたがります。

 

その行動をする動機は、

本当に残念ですが

 

子供が失敗すると大変な事になるから。

ではなく、

失敗しそうな子供を見ている『自分』が不安で仕方がないから。

です。

 

子供為の行動ではなくて、自分の為の行動です。

 

これに気づいてしまうと、

子供としては非常に悲しいです。

だって私の為ではなかったのですから。

私は愛されていなかった。

という事になってしまうのですから。

 

この私は親に愛されていなかった。

という事を信じたくない為に、

アダルトチルドレンである事を認められない場合もあります。

 

でもこれを認める事からスタートです。

 

母親は子供の為でなく、自分の為に行動している。

という事を認めないとどうなるか?

 

何か母親と自分の意見が食い違った時、

自分の意見を優先させて行動しようとすると、

自分を愛しているからこそ、

本当に色々と気にかけ、

手伝ってくれる母親を

心配ばかりさせる『最悪な親不孝息子』

というレッテルを自分自身で貼ってしまったりする事になります。

 

そうなると、当たり前ですが自分の希望通りに動けません。

まさにコントロール状態です。

 

コントロールといっても、

意識的に行っているのではなくて無意識的に行っていると思います。

それがこの精神的な暴力のわかりにくいところだと思います。

 

でも結果として

子供としては自由を奪われ、アダルトチルドレンとなります。

 

精神的暴力からの自立

考え方を変える事。

母親は子供の為でなく、自分の為に行動している。

自分がする行動によって、母親がどんな感情になろうと、

その感情をコントロールする責任があるのは、母親自身。

なので、

自分が行動した結果

母親がどのような感情になってしまおうと

自分に責任はない。

 

これも書いてみると当たり前ですけれども、

そんな考え方が思いつかない。

 

でも気づけたからこそ前にすすめたかなと思います。

 

こんな文章でも皆様の少しでもお役にたてれば。

 

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こういう時にいつもと違う事をしてみた時に、

新しい事見つかったりする事多くないですか?

新たな気づきあると嬉しいです。